フジテレビで放送されている「サイレント」というドラマが、
今の医療水準を全く無視した筋書きで滑稽でさえある。
人生の途上で聴こえなくなってしまったら、
なんとか聴こえを取り戻したいと考えるのが、
大方の人が考える感情だと思います。
聴こえなくなっても話せない声が出ないわけでもなく、
また手話を使うと言っても、一般社会に通じる所がないですし、
先ずは聴こえるようになりたいと願う部分が省かれていて、
娯楽ドラマなのでその辺は適当な作りでも受けが良ければなので、
いつまでもお涙頂戴の題材にされる「手話」ろう者が気の毒に思う。
手話言語が一般社会に通じる言語となるかどうかは、
一般社会の健聴者が正しく身に付けて行く場もないし、
どのようにすれば手話言語が社会に根付くのか、
娯楽ドラマの題材にするのではなくテレビメディア界で、
もっとまじめに考えて取組むことで変わると思います。
手話言語法の条例化をした地方自治体の職員が、
その殆どというか全員が手話を使えない正職員ばかりな現状とか、
テレビマスコミが社会へ投げかけていくべき課題題材がありますよ。
いつまでもお涙頂戴の題材に手話・聴覚障害者を扱うのは、
もうそろそろ考えていくべき時期だと思うのだが・・・
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